专利摘要:
親水コロイド、ヘテロ多糖、ポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸(PVME/MA)コポリマーおよびフッ化物イオン源を含み、フッ化物イオン回復率が高い組成物、および、例えば口内乾燥症または歯の過敏症の治療におけるその使用に関する。
公开号:JP2011513436A
申请号:JP2010549944
申请日:2009-03-20
公开日:2011-04-28
发明作者:ジョジアク,マリルー;ネスタ,ジェイソン
申请人:コルゲート・パーモリブ・カンパニーColgate−Palmolive Company;
IPC主号:A61K8-65
专利说明:

[0001] 本発明は、親水コロイド、ヘテロ多糖、ポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸(PVME/MA)コポリマー、およびフッ化物イオン源を含み、フッ化物イオン回復率が高い組成物、および口内乾燥症または歯の過敏症などの治療におけるその使用に関する。]
背景技術

[0002] 虫歯は、人口の大半に影響を与える主要な歯科疾患である。20世紀初期に、研究者たちは、フッ化物が虫歯の発生率を減少させるのに有効であることを発見した。その時以来、フッ化物の研究が進展し、現在では、フッ化物の治療が、歯科衛生の利益になるということが広く受け入れられている。]
[0003] ほとんどの歯みがき剤組成物は、1,000〜1,500ppmの範囲でフッ化物イオンを含有する。しかしながら、いくつかの階層の人々にとっては、フッ化物のより高い量は、さらに有益になり得る。一部の患者は、しばしば悪性の虫歯に罹るか、さもなければ一般の人々よりも、う(齲)歯のリスクが高い。他の患者は、口内乾燥症または歯の過敏症に罹る。これらの患者は、高濃度のフッ化物イオンを組み込んだ特製の歯みがき剤から恩恵を受け得る。例えば、このような歯みがき剤には、フッ化物イオン源として、2,000ppm前後または5,000ppm前後などの1,500ppmを超える量で、フッ化ナトリウムを組み込んだものがある。]
[0004] しかしながら、口腔ケア組成物中で、高濃度のフッ化物の有効特性を維持することは困難になり得る。フッ化物イオン源は、溶解性が低いことがあり、フッ化物イオンは、歯みがき剤組成物から析出し、歯みがき剤組成物中の他の成分と反応し得る。一方、フッ化物イオンの利用可能性を高めるために組成物に溶媒をもっと多く加えると、組成物が変化し、許容できる歯みがき剤に付随する望ましい物理的性質を失いやすく、例えば、組成物の粘度が低すぎて、流れやすくなる恐れがある。]
[0005] フッ化物と組み合わせた粘膜付着性ポリマーの使用は、当技術分野で知られている。しかし、フッ化物イオンを含め、相互作用して複数のポリマーに取り込まれることが知られているイオン性塩は、利用可能なフッ化物イオンの減少を引き起こす。その上、粘膜付着性ポリマーを含有する典型的な練り歯磨き組成物は、使用後に口の中で、望ましくない「粘着性」または「ねばねば感」を感じることがあり得る。]
発明が解決しようとする課題

[0006] したがって、当技術分野には、フッ化物が高含有量である口腔ケア組成物に対する必要性があり、そのような組成物は、例えば、高濃度のフッ化物を必要とする患者、例えば、口内乾燥症および/または歯の過敏症に罹っている患者のために必要である。フッ化物イオンの虫歯予防活性を経時的に首尾よく維持するそのような組成物を開発することは、さらに望ましい。また、使用後に粘着感やねばねば感をもたらさず、ブラッシング中またはブラッシング後の滑らかな感触を実現する組成物を開発することも望ましい。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、親水コロイド、ヘテロ多糖およびポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸(PVME/MA)コポリマーを含む高濃度のフッ化物組成物中において、フッ化物イオン利用可能性(フッ化物イオン利用可能率)が維持されるという驚くべき発見にもとづいている。本発明の一態様は、90%を超えるフッ化物回復率、例えば、95%を超えるフッ化物回復率をもたらす組成物を対象とする。]
[0008] 本発明には、組成物1.0、すなわち、親水コロイド、ヘテロ多糖およびPVME/MAコポリマーを含む、歯みがき剤組成物が含まれる。
本発明の別の組成物としては、以下の組成物が挙げられる:
組成物1.1:約1,000ppmから約25,000ppmのフッ化物イオンを提供するのに十分なフッ化物イオン源を含む組成物1.0;
組成物1.2:少なくとも約4,000ppmのフッ化物イオン、例えば、約4500ppm、約5000ppmまたは約5500ppmのフッ化物イオンを提供するために、フッ化物イオン源を含む組成物1.0または1.1;
組成物1.3:親水コロイドが、アラビアゴム、キサンタンゴム、寒天、カラギナンゴム、グアーガム、デキストラン、ゼラチンまたはこれらの組合せから選択される、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.4:キサンタンゴムを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.5:約0.05重量%から約5重量%まで、例えば、約0.1重量%〜約4重量%、約0.2重量%〜約3重量%、約0.5重量%、0.6重量%、0.7重量%、0.8重量%または0.9重量%の親水コロイドを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.6:ヘテロ多糖がペクチンである、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.7:約0.01重量%から約4重量%まで、例えば、約0.05重量%〜約3重量%、約0.08重量%、約0.1重量%または約0.12重量%のヘテロ多糖を含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.8:約0.1重量%から約10重量%まで、例えば、約0.2重量%〜約5重量%、約0.5重量%〜約2重量%、約0.5重量%、約1重量%または約2重量%のPVME/MAコポリマーを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.9:高いフッ化物イオン回復率をもたらす、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.10:抗菌剤の有効量を含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.11:ハロゲン化ジフェニルエーテル、例えばトリクロサンを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.12:脱感作剤(desensitizing agent)の有効量を含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.13:カリウム塩、カプサイシン、オイゲノール、ストロンチウム塩、亜鉛塩、塩化物塩またはこれらの組合せを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.14:硝酸カリウム、炭酸水素カリウム、塩化カリウム、クエン酸カリウム、シュウ酸カリウムまたはこれらの組合せを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.15:フッ化物イオン源が、約0.5重量%〜約5重量%の量で存在する、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.16:フッ化物イオン源が、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化カルシウム、フッ化亜鉛、フッ化亜鉛アンモニウム、フッ化リチウム、フッ化アンモニウム、フッ化スズ、フッ化ジルコン酸スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウム、フッ化水素酸ラウリルアミン、フッ化水素酸ジエチルアミノエチルオクトイルアミド、フッ化ジデシルジメチルアンモニウム、フッ化セチルピリジニウム、フッ化ジラウリルモルホリニウム、フッ化サルコシンスズ、フッ化グリシンカリウム、フッ化水素酸グリシン、フッ化アミンまたはこれらの組合せである、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.17:少なくとも約40重量%の水を含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.18:スズイオン剤、トリクロサン、一リン酸トリクロサン、クロルヘキシジン、アレキシジン、ヘキセチジン、サンギナリン、塩化ベンザルコニウム、サリチルアニリド、アルギネートエステル、エチルラウリルアルギネート、ビスフェノール、臭化ドミフェン、塩化テトラデシルピリジニウム、塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム、オクテニジン、デルモピノール、オクタピノール、ナイシン、亜鉛イオン剤、銅イオン剤、精油(エッセンシャルオイル)、フラノン、バクテリオシン、塩基性アミノ酸またはこれらの組合せを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.19:研磨シリカ、非晶質シリカ、保湿剤、安定剤、抗菌剤、甘味剤、界面活性剤またはこれらの組合せを含む、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.20:ポリエチレングリコールを実質的に含まない、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.21:歯みがき剤、例えば練り歯磨きである、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.22:高いフッ化物イオン回復率をもたらす、前記組成物のいずれかの組成物;
組成物1.23:約95%から約120%のフッ化物イオン回復率を有する組成物1.21;
組成物1.24:約100%のフッ化物イオン回復率を有する組成物1.21;および
組成物1.25:高いフッ化物イオン回復率が、組成物の製造後3、6、9または12ヶ月でも維持される、組成物1.22または1.23の組成物。]
[0009] 本発明は、組成物1.0から1.25のいずれか1つを口腔に(例えばブラッシングにより)適用することを含む、口内乾燥症および/または歯の過敏症を治療する方法も、また対象とする。]
[0010] 本発明は、また、歯みがき剤組成物中で高いフッ化物イオン回復率を維持するための、組成物1.0から1.22のいずれか1つの使用を対象とする。]
[0011] 本発明の開示を通して、範囲は、範囲内にある各々および全ての値を記述する目的で、略記として用いている。範囲内にある任意の値は、範囲の終点として選択することができる。]
[0012] 本発明の組成物は、経口的に受容可能なポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸(PVME/MA)コポリマーを含有する。PVME/MAコポリマーは、約0.1重量%から約20重量%、例えば、約0.5重量%から約10重量%で存在する。一般に、コポリマー中のメチルビニルエーテル対無水マレイン酸の比は、約1:4から約4:1であり、コポリマーの平均分子量は、約30,000から約1,000,000、例えば、約30,000から約500,000である。好ましいPVME/MAコポリマーには、例えば、ISP社(Wayne、ニュージャージー州)からの、商標名GANTREZのもとで入手できるものがある。PVME/MAコポリマーは、また、抗菌性増強の有効量で存在する場合、抗菌増強剤としても作用し得る。]
[0013] 本発明の組成物は、また、乳化剤、増粘剤および/またはゲル化剤として働くことができ、フッ化物イオンの虫歯予防活性を経時的に維持することにさらに貢献できる、親水コロイドを含む。好ましい親水コロイドとしては、アラビアゴムなどの植物滲出物、キサンタンゴム、寒天およびカラギナンガムなどの海草抽出物、グアーゴムなどの植物種子のゴムまたは粘液、デンプンなどの穀類ガム、デキストランなどの発酵ゴム、ゼラチンなどの動物の生成物、またはこれらの親水コロイドのいずれかの組合せが挙げられる。好ましい親水コロイドは、キサンタンゴムである。]
[0014] 本発明の組成物は、また、例えば植物の細胞壁由来のヘテロ多糖を含む。ヘテロ多糖は、エステル化、例えば、部分的にメチルエステル化してもよく、乳化剤、増粘剤および/またはゲル化剤として働き得る。好ましいヘテロ多糖は、ペクチンである。好ましいペクチンとして、CP Kelco社(サンディエゴ、カリフォルニア州)から、商品名GENU(登録商標)のペクチンUSP/100を得ることができる。]
[0015] 本発明の組成物は、高いフッ化物イオン回復率をもたらすことができる。一般に、組成物は、約90%から約120%、例えば、約90%から約110%、約95%から約110%、または約100%の、高いフッ化物イオン回復率をもたらすことができる。用語、「フッ化物イオン回復率」、「フッ化物イオンの回復率」等は、組成物中で利用可能なフッ化物イオンの理論量と、組成物が製造された時、またはその後の任意の所与の時期、例えば、製造してから1週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月または1年後に存在する、実際に利用可能なフッ化物イオンの量との間の関係を表している。「高い」フッ化物イオン回復率とは、利用可能なフッ化物イオンの実際の量が、組成物中の利用可能なフッ化物イオンの理論量の約90%以上、例えば、約95%以上であることを意味する。実際、高いフッ化物回復率とは、利用可能なフッ化物イオンの実際の量が、利用可能なフッ化物イオンの理論量の100%を超え、例えば、約100%から約120%、例えば、約100%から約110%、または約105%であることもまた意味し得る。フッ化物イオンの利用可能な実際の量は、フッ化物用のイオン選択性電極ならびに核磁気共鳴像法を含む、イオン性フッ化物の試験にもとづいて測定することができる。そのような技法は、当技術分野の技術者によって知られており、当技術分野において既知で許容されている標準手順に従って行うことができる。フッ化物イオンの理論量の計算法もまた、当技術分野で知られており、特定のフッ化物イオン源および組成物中で使用される溶媒の選択を含む、多くの因子によって決めることができる。]
[0016] フッ化物イオンは、フッ化物イオン源により得ることができる。フッ化物イオン源は、フッ化物イオンを水性の環境中で放出することができるものなら、どのようなものでもよい。典型的なフッ化物イオン源としては、例えば、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化カルシウム、フッ化亜鉛、フッ化亜鉛アンモニウム、フッ化リチウム、フッ化アンモニウム、フッ化スズ、フッ化ジルコン酸スズおよび複合フッ化物(complex fluorides)などのフッ化物イオンの可溶塩;例えば、モノフルオロリン酸ナトリウムまたはモノフルオロリン酸カリウムなどのモノフルオロリン酸およびその塩;フッ化水素酸ラウリルアミン、フッ化水素酸ジエチルアミノエチルオクトイルアミド、フッ化ジデシルジメチルアンモニウム、フッ化セチルピリジニウム、フッ化ジラウリルモルホリニウム、フッ化サルコシンスズ、フッ化グリシンカリウム、フッ化水素酸グリシン、ならびにフッ化アミンが挙げられる。その内容が、その全体における参照により本明細書に組み入れられる、米国特許第3,538,230号明細書、第3,689,637号明細書、第3,711,604号明細書、第3,911,104号明細書、第3,935,306号明細書および第4,040,858号明細書を参照されたい。]
[0017] フッ化物イオン源は、組成物中のフッ化物イオンの高濃度を維持できるような量であるのが最も好ましく、すなわち、少なくとも約5,000ppm、およびいくつかの例では、25,000ppm程までの量である。好ましくは、フッ化物イオンは、少なくとも約5,000ppmの量で存在する。最適なppm範囲でそのような濃度を得るためには、様々なフッ化物イオン源の化学量論的な性質によって、組成物中のフッ化物イオン源の正確な重量パーセントを変えることができる。好ましくは、組成物中に存在するフッ化物イオンの量は、組成物が組成物の製造後3ヶ月または6ヶ月で、高いフッ化物イオン回復をもたらすことができるような量であり、好ましくは、組成物製造から3ヶ月または6ヶ月後のフッ化物イオン回復率が100%である。本発明の組成物は、この組成物を最初に調製した時のフッ化物イオン含有量と比較して、貯蔵後、例えば3ヶ月または6ヶ月後のフッ化物イオン利用可能率を維持することができることもまた、見出されている。]
[0018] 本発明の組成物は、伝統的な口腔ケア組成物に通常付随する量よりも多く水分量を含むことができる。親水コロイド、ヘテロ多糖およびPVEME/MAコポリマーは、組成物中でフッ化物イオンの高濃度を維持しながら、配合物中で水を取り込むペーストを形成し、望ましいレオロジーを達成する。]
[0019] 口腔ケア組成物は、好ましくは、歯みがき剤の形態である。好ましい歯みがき剤としては、様々なタイプの練り歯磨き、歯科用研磨剤、歯科用ゲル、口腔洗浄液およびマウスリンス、義歯接着剤または義歯クリームなどが挙げられるが、これらに制限されない。]
[0020] 一実施形態では、虫歯予防治療、歯の過敏症および口内乾燥症のための、高濃度のフッ化物を組み込むことができる口腔ケア組成物が提供される。この組成物には、1つまたは複数の過敏症治療剤、例えば、硝酸カリウム、炭酸水素カリウム、塩化カリウム、クエン酸カリウム、シュウ酸カリウムなどのカリウム塩;カプサイシン;オイゲノール;ストロンチウム塩;亜鉛塩;塩化物塩;およびこれらの組合せをまた組み込むことができる。そのような治療剤は有効量で加えてもよく、好ましくは、選択した薬剤に応じて、組成物の全重量を基準として約0.01重量%から約10重量%の間で変化する。]
[0021] 好ましくは、脱感作剤(desensitizing agent)は、組成物の全重量を基準としたカリウム塩の、少なくとも約5重量%の量のカリウム塩である。最も好ましくは、組成物は、約5重量%から約10重量%のカリウム塩を含む。そのようなカリウム塩の有効量およびその用途は、例えば、次の米国特許;米国特許第3,863,006号明細書、第4,631,185号明細書および第4,751,072号明細書に記載されており、その内容が、その全体における参照により組入られる。最も好ましい脱感作剤は、硝酸カリウムである。]
[0022] 本発明の口腔ケア組成物は、好ましくは、組成物の全重量を基準にして、少なくとも約40重量%の水、例えば、少なくとも50重量%、または約40重量%から約60重量%の水をさらに含む。当業者であれば、水の量が多いと、流動性の高い組成物が産生すると予想すると思われるので、この量は、練り歯磨きなどの、歯の過敏症または虫歯予防用の標準の歯みがき剤で使用されると思われる量より一般的には多い水分である。]
[0023] 本発明の口腔ケア組成物中では、その他の増粘剤を使用することができる。その他の増粘剤は、当技術分野で知られている、シリカ増粘剤;グリセリン製剤;アルギン酸ナトリウム;カルボキシメチルセルロース;ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース;ヒドロキシメチルセルロース;ヒドロキシメチルカルボキシプロピルセルロース;メチルセルロース;エチルセルロース;硫酸化セルロース;ならびにこれらの化合物の混合物および組合せが挙げられるが、これらだけに限定されない。このような追加の増粘剤は、組成物の全重量を基準にして、組成物の約15重量%までの量で使用することができる。]
[0024] 本発明の組成物は、また、口腔ケア配合物中で典型的な場合に使用される、様々な通常の別の活性剤を含んでもよく、トリクロサン;一リン酸トリクロサン;クロルヘキシジン;アレキシジン;ヘキセチジン;サンギナリン;塩化ベンザルコニウム;サリチルアニリド;アルギネートエステル;エチルラウリルアルギネート;ビスフェノール、臭化ドミフェン;塩化テトラデシルピリジニウム;塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム;オクテニジン;デルモピノール;オクタピノール;ナイシン;亜鉛イオン剤;銅イオン剤;精油(エッセンシャルオイル);フラノン;バクテリオシン;以上の活性剤の塩、ならびにこれらの混合物および組合せが挙げられるが、これらに限定されない。]
[0025] 歯みがき剤の形成に通常使用されるものなどの、本発明の口腔ケア組成物のための任意選択の添加剤をまた使用してもよく、研磨剤および/または非晶質シリカ、保湿剤、安定剤、抗菌剤、甘味剤、着色剤、界面活性剤、修復剤(healing agents)、他の虫歯予防剤、キレート剤/金属イオン封鎖剤、ビタミン、アミノ酸、タンパク質、プラーク防止剤、抗歯石剤、乳白剤、抗生物質、抗酵素、酵素、pH調整剤、酸化剤、酸化防止剤、白色剤および防腐剤が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0026] 1つまたは複数の研磨もしくは艶出物質を、本発明の口腔ケア組成物中にまた含めてもよい。研磨または艶出物質は、歯みがき剤中の使用に許容され、歯質を過剰に研磨せず、口腔ケア組成物の他の成分と共存できる任意の物質とすることができる。例示的な研磨または艶出物質としては、シリカ、アルミナ、リン酸塩、炭酸塩、およびこれらの混合物、誘導体および塩、ならびに樹脂性研磨物質が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0027] 製剤に形または構造を与えるため、かつ製剤中の水分を維持するために、1つまたは複数の湿潤剤を、本発明の口腔ケア組成物に加えてもよい。有用な湿潤剤としては、様々な高分子量のグリコールおよび他の水酸基系の湿潤剤が挙げられ、例えば、プロピレングリコール、グリセロール、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、水素化デンプン加水分解物、およびこれらの成分の組合せなどが挙げられるが、これらに限定されない。本発明の組成物は、また、ポリエチレングリコールを実質的に含まなくてもよく、例えば、ポリエチレングリコールは、組成物の1重量%未満、0.5重量%未満、0重量%または約0重量%である。]
[0028] 微生物の減少を所望する場合、抗菌剤を使用することができ、歯みがき剤で使用される既知の抗菌剤、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、ホウ酸、ならびにβ−ナフトール、クロロチモール、チモール、アネトール、オイカリプトール、カルバクロール、メントール、フェノール、アミルフェノール、ヘキシルフェノール、ヘプチルフェノール、オクチルフェノール、ヘキシルレゾルシノール、塩化ラウリルピリジニウム、塩化ミリスチルピリジニウム、フッ化セチルピリジニウム、塩化セチルピリジニウムおよび臭化セチルピリジニウムなどのフェノール化合物などを含めることができる。本発明の組成物は、1つまたは複数の塩基性アミノ酸、例えば、遊離塩基または塩の形態のアルギニン(arginine)もまた含み得る。]
[0029] 所望する場合、甘味剤を本発明の口腔ケア組成物中に使用してもよく、製品に快い味覚を付与するために、歯みがき剤で通常使用される任意のものを含めてもよい。適当な甘味剤としては、サッカリンおよびこの誘導体、シクラマートおよびこの誘導体、アセスルファン−K、タウマチン、ネオヒスペリジンジヒドロカルコン、アンモニア化グリシルリジン、デキストロース、果糖、ショ糖、マンノースおよびグルコース、ならびに任意の他の適当な甘味剤が挙げられるが、これらに限定されない。]
[0030] 1つまたは複数の界面活性剤もまた、本発明の口腔ケア組成物に含めることができる。本発明の口腔ケア製剤に有用な界面活性剤としては、例えば、陰イオン界面活性剤、両性イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤および陽イオン性界面活性剤が挙げられる。好ましい界面活性剤は、コカミドプロピルベタインである。]
[0031] 当業者は、任意のある成分は、組成物中で様々な目的のために働き得ることを認識されよう。例えば、ポリエチレングリコールは、歯みがき剤の組成物中で、増粘剤、粘度調整剤、界面活性剤および/または湿潤剤として作用し得る。]
[0032] 言及した他の成分は、歯みがき剤の配合物に通常使用される任意のものとしてよく、配合物の意図された最終用途に基づいて選択され、配合物の物理的および審美的特徴を最適化することができる。]
[0033] ここで、本発明を以下の非制限的な例に関して説明する。
実施例1:
理論的に利用可能なフッ化物イオン濃度が5,000ppmとなるように配合した、5つの歯みがき剤の組成物を調製した。その組成物の成分を表1に示した。]
[0034] ]
[0035] 組成物X、AおよびBは、練り歯磨きとして適したペーストを形成した。組成物Cは、練り歯磨きとして適したペーストを形成することが分かった。組成物Dは、歯みがき剤の組成物として有用なペーストを形成しないことが分かった。]
[0036] 実施例2:
組成物X、AおよびBは、志願者によって使用され、「滑らかな」感覚を有することが分かった。組成物Cは、この組成物の使用後に口腔内に「滑らかな」感覚があることが、志願者により見出されよう。]
[0037] 実施例3:
組成物X、A、BおよびCについて、組成物を初期に調製した時、3ヶ月の加速劣化(40℃および相対湿度75%において)後、および6ヶ月の加速劣化後に、フッ化物イオン利用可能率の試験を行った。結果を表2に示す。]
[0038] ]
[0039] これらの結果により、キサンタンゴム、ペクチンおよびPVME/MAコポリマーを含まない組成物は、フッ化物イオン利用可能率の減少を直ちに受けることが分かった。組成物AおよびCについては、製造後初期のフッ化物イオン利用可能率(90%未満)は、許容できるものではない。したがって、劣化試験は、組成物AおよびCに関して行っていない。組成物Bは、経時的に利用可能なフッ化物イオンの減少を続けた。驚くべきことに、組成物Xは、劣化試験6ヶ月後でも、十分かつ完全である利用可能なフッ化物イオン量を維持している。]
実施例

[0040] 本発明に関する広範な概念から逸脱することなく、上記実施形態に変更および修正を行い得ることは、当業者によって理解されよう。したがって、本発明は、開示した特定の実施形態に制限されないと理解されるが、添付した特許請求の範囲により規定される、本発明の趣旨および範囲内の改変を包含することを意図している。]
权利要求:

請求項1
(a)親水コロイド;(b)ヘテロ多糖;(c)ポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸(PVME/MA)コポリマー;および(d)約5,000ppmから約25,000ppmの利用可能なフッ化物イオンを提供するのに十分なフッ化物イオン源;を含む、歯みがき剤組成物。
請求項2
前記親水コロイドが、アラビアゴム、キサンタンゴム、寒天、カラギナンガム、グアーゴム、デキストラン、ゼラチン、またはこれらの組合せから成る群から選択される、請求項1に記載の組成物。
請求項3
前記親水コロイドがキサンタンゴムである、請求項1に記載の組成物。
請求項4
約0.05%から約5%の親水コロイドを含む、請求項1に記載の組成物。
請求項5
前記ヘテロ多糖がペクチンである、請求項1に記載の組成物。
請求項6
約0.01%から約4%までのヘテロ多糖を含む、請求項1に記載の組成物。
請求項7
約0.1%から約10%までのPVME/MAコポリマーを含む、請求項1に記載の組成物。
請求項8
高いフッ化物イオン回復率をもたらす、請求項1に記載の組成物。
請求項9
製造から6ヶ月後に高いフッ化物イオン回復率をもたらす、請求項1に記載の組成物。
請求項10
約90%を超えるフッ化物イオン回復率をもたらす、請求項1に記載の組成物。
請求項11
さらに抗菌剤の有効量を含む、請求項1に記載の組成物。
請求項12
前記抗菌剤が、ハロゲン化ジフェニルエーテル、塩化セチルピリジニウムおよびこれらの組合せから成る群から選択される、請求項11に記載の組成物。
請求項13
さらに脱感作剤の有効量を含む、請求項1に記載の組成物。
請求項14
前記脱感作剤が、カリウム塩、カプサイシン、オイゲノール、ストロンチウム塩、亜鉛塩、塩化物塩またはこれらの組合せから成る群から選択される、請求項13に記載の組成物。
請求項15
前記フッ化物イオン源が、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化カルシウム、フッ化亜鉛、フッ化亜鉛アンモニウム、フッ化リチウム、フッ化アンモニウム、フッ化スズ、フッ化ジルコン酸スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウム、フッ化水素酸ラウリルアミン、フッ化水素酸ジエチルアミノエチルオクトイルアミド、フッ化ジデシルジメチルアンモニウム、フッ化セチルピリジニウム、フッ化ジラウリルモルホリニウム、フッ化サルコシンスズ、フッ化グリシンカリウム、フッ化水素酸グリシン、フッ化アミンおよびこれらの組合せから成る群から選択される、請求項1に記載の組成物。
請求項16
スズイオン剤、トリクロサン、一リン酸トリクロサン、クロルヘキシジン、アレキシジン、ヘキセチジン、サンギナリン、塩化ベンザルコニウム、サリチルアニリド、アルギネートエステル、エチルラウリルアルギネート、ビスフェノール、臭化ドミフェン、塩化テトラデシルピリジニウム、塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム、オクテニジン、デルモピノール、オクタピノール、ナイシン、亜鉛イオン剤、銅イオン剤、精油(エッセンシャルオイル)、フラノン、バクテリオシン、塩基性アミノ酸またはこれらの組合せをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
請求項17
シリカ、保湿剤、安定剤、抗菌剤、甘味剤、界面活性剤またはこれらの組合せをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
請求項18
練り歯磨きである、請求項1に記載の組成物。
請求項19
請求項1の組成物を口腔に適用することを含む、口内乾燥症および/または歯の過敏症の治療法。
請求項20
前記組成物が歯のブラッシングにより口腔に適用される、請求項19に記載の方法。
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